umiの映画音楽もろもろログ

最近huluとかNetflixとかAmazonプライムのせいで映画を急に見るようになって、感想書き連ねたくなった。ネタバレありで好きに書きますのでご注意!あと好きな音楽についても書くかも。あと特撮もあるかも。

「ビッグフィッシュ」お話しとはいいものだ!

とても素敵な映画でした…。

Netflixで見られます!

 

◾︎ファンタジーな映像とお話しが楽しい!

お父さんが息子に話す話はいつも尾ヒレが長〜〜く付いていて、大人になった息子はホラ吹きだと感じてお父さんと絶縁状態になってしまう。

そのお父さんの話がファンタジーな映像とストーリーで挟まれるんだけど、それがとても魅力的で見ていて楽しい!

まぁ、確かにそんなん嘘だろっ?!て話だから、息子の気持ちもわかるよな〜〜って共感しながらフィクションとして楽しんで見ていました。

 

◾︎父の死に際、息子は父を理解した?

最後、父を理解したかのように、息子が話し出すとこ。見ていてうわーーーっと込み上げてくるものがありました。とっても素敵な話でした。

 

◾︎自分の人生、盛ってみよう!

フィクション、ファンタジーなお話って素敵なものなんだなって。これまでの自分の人生を振り返って、おもしろ楽しく最高に盛ってみて、ポジティブに捉えるのって良いかも!

あの日本当は曇り空だったけど、あの日は最高の青空で一面お花が咲いてたんだ!って思ったっていいんじゃないかな。そしたらあの日がもっと素敵になって嬉しくなっちゃうんじゃないかな〜〜。

自分のこれまでの人生をもとに、楽しいお話しを作ってみるの。おもしろそ!

「秒速5センチメートル」美しくて大切だけどうじうじしんてんじゃねぇぞ

君の名は。」大ヒットのようですね。見たいな~と気になっているけど、4歳男児子連れはきついかと思い・・。DVDが出たらかなぁ。

Netflix新海誠監督の作品があったので、見てみました!

まずは「秒速5センチメートル

なんか有名よね?!

 

■美しい映像に青春を感じさせてもらってきゅんきゅんするんじゃ~~~~~

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本当に背景が綺麗で美しく、学生時代の恋愛を一層切なく引き立てています。

あ~~~~~いいね~~~~きゅんきゅんするんじゃ~~~~

 

もう自分の青春は終わりましたから、これから成長する息子に青春を託します。どうか息子よ、よい青春を過ごし、そしてそれを私にもお話ししてくれ!!

・・うざい・・・とか言うんだろうねぇ・・・。

 

個人的には種子島のシーンというか女の子が最高です。青春は片思いに尽きるのだ・・!!

 

■いつでも~さーがしているよ~ どっかにきーみーの姿を

あ・・・これこの曲使うんだ・・。これは反則だろ・・!!

山口まさよしのこの名曲を使うとは!!!!(怒)

てか、もはやone more time, one more chanceを使って絵を描くためにこの映画作っただろ???!!!(怒)

この曲が名曲すぎ、切なすぎなので、この曲と美しい絵、想い、とか重ねたら、そりゃそうだろうよ!という出来になるので、逆にこの曲がかかってから引いてしまった。この映画が描写する片思い系未練系のイメージがこの曲の解釈だと主張しているようで、いやな気分になってしまった。私のこの曲はいろんな解釈で聴きたいから。

 

■うじうじしながら終了

うじうじしながら終了した感。主人公の男の行動にまったく共感できずイライラしました。うじうじしてないで行動せいや!!行動っ!!!

おしまい

 

 

「エターナルサンシャイン」ジムキャリーはどうしてもジムキャリー

見ました。
アマゾンプライムで。
アメリカのアマゾンプライムがプライムビデオのサービスを切り出したとかネットニュースで見たけど、日本もそうなっちゃうのかしら…。今とっても安いもんねぇ…別サービスになってもアプリでダウンロードしてオフライン再生してくれるのアマゾンプライムビデオだけだからやめられないなーーー!!


ではエターナルサンシャインの感想。
ミシェルゴンドリーの映画は初めて見ました。MVの人(雑)という認識だったので、どんな映画なのかわくわくでした!

脳内で逃げ回る所はとてもMVの人らしい感じで、不思議な映像体験が楽しめました。
海のシーンも自宅のシーンも、全体的に映像が綺麗で、かつ不気味さも感じるようでした。

自分に対する自信のなさや不安から、相手を傷つけたり、激しく生まれた感情から、その勢いで記憶を消すなんてことをしたり。それでもやっぱり捨てきれない気持ち。
人の不完全なところと、純粋に他人に惹かれ必要だと思う気持ちが描かれていて、なんていうのかなんていうか、まぁ、
人間だもの 
的な。

便利な言葉だ。素晴らしい言葉だな。これ。すごい。あいだみつをすごい。


あと、このシーン。ちょっとこの映画のキャラとは別人にも感じてしまった。
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隠しきれないジムキャリーさん。




「仮面ライダー1号」ちょっとわくわく心が動くのは変身シーンだけです

現在公開中の「仮面ライダー1号」を見てきました。昭和仮面ライダーはまったく見たことありませんが、藤岡弘は知っています。

 

例によって、子連れで映画~と思って見に行ったのですが、一言で言うと

「時間返せ」

 

貴重な私の時間を返してくれ!!!!涙 という結果になってしまいとても残念です。

 

劇場には割と半分以上は大きいお友達で昭和仮面ライダー好きなのかしら?と思うお客様が見えました。彼らに聞きたい!!どうでしたか???この映画はどうでしたか???

 

昭和仮面ライダー見たことない私の感想としては、まず藤岡弘は渋くてかっこよかった。貫禄すごかったです。しっかし、何よりもひっかかったのは立花のおやっさんの孫という位置づけのJKである。

立花のおやっさん自体知らないがきっと世話になった人だろう。その孫の女の子をどうやら藤岡弘は育てたようであるが、3年前に海外へ放浪?してしまったようである。

そして3年ぶりの再会でJKが言うのである。

「たけし・・・」

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呼びすてぇ~~~~~????どうゆう関係なのおおおおお???

そこは「たけしおじさん!」とかがよかったなぁ。

あ、えっと再開のシーンではまだ育ての親であることは明かされていなかったので、私の心の中は「え?なんかきも~」となっていたのです。「もしかしてあれ?SFもの?若い頃の彼女の生まれ変わりとか?」と考えてしまうくらい。

 

その後育ての親と子であることがわかってからも、回想シーンは一切なく、二人のこれまでの関係性がまったくわからず、ただ二人がいちゃいちゃするシーンが続き、もうやめてーーーーー見ていられなーーーーい!!

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「私この三年間すっごくさみしかったんだから・・・」「3年間分の誕生日お祝いしてよねっ//////」「なんでも言うこと聞いてよっ・・!」

この子の声が色っぽかったのかな?なんかすっごく男女関係臭が・・・。

そのせいでひたすらにうううなんか気持ち悪いよ~~~~~~~とお思いながら見ていました。

 

回想シーンとかで、子供のころ親がいなくて不器用だった女の子が世話をしてくれるおじさんを生意気にも呼び捨てで「たけし!」とか呼んでて、その名残でそのままおじ(い)さんを呼び捨てで呼んでいる、とかがあればまだ納得できたかな~とか思う。

ということでストーリーは今回もあまり覚えていない。

 

映画って時間が取られるから、納得できない映画を見た後って、本当に怒りがこみあげてくるね・・・・・・。

 

 

最後のほうで、タケルとマコトが平成二期ライダー魂で立て続けに変身するところと、1号の変身とバイクだけは見ていてわくわくしました。

以上!

 

「バッファロー '66」レイラを大切にしなかったら許さん!

あーーーーーーおもしろかったぁぁあ〜〜!!楽しめたーーーーー!!!昨日見たけどまた見たい!!!!

 
 
なんだかおしゃれそうな映画として認識していて、おしゃれそうだから見たいな〜と思ってたけど見てなかった映画。
実際見てみて、まぁオシャンティ!
というか独特の映画の雰囲気が癖になるね。固定カメラとか音楽のせいかなぁ。
 
バッファローの呪縛に苦悩するダメ男
アメフト、バッファロービルズの熱狂的なファンの母親は、息子を産んだときに優勝を見逃したと文句を言ったり、息子のチョコレートアレルギーを完全に忘れていたり、なんとも痛い母親。
父親は初対面の美少女にもつい怒鳴ってしまい、その後すぐ謝るという超短気っぷり。
その遺伝子を受け継いだビリーもまた短気でキレやすく、バッファローに大金かけて人生を棒に振るダメ男くん。
トイレ行きたくてイライラしてキレて犯罪まがいのことするし、友人にもひどい言葉を浴びせる。
誘拐した少女に妻のフリさせて、親の前で自分を嘘で取り繕おうとするも、いざ家に入ろうとすると具合が悪くなっちゃうこじらせ系ダメンズ
 
■そしてこのぽちゃかわ天使
めっちゃかわいいいいい。このぽちゃ感!ブロンドヘアー!愛らしいお顔!
とくにこのダンスのシーン、愛らしすぎる・・・。
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タップの音が入るけど、その音の通りにちゃんとステップできるとは思えないなんともいえない素人感が、レイラがダンスに夢を見ているのを感じさせて、とても愛しい気持ちになりますねぇ。
 
■ダメ男を好きになる女
世の中、ダメ男ばかり好きになる人っているよね。なんでかね。ダメなとこばっかりだけど、潜んでるその人の優しさとか才能とかに惹かれるのかしら。
レイラはこの1日でビリーを愛するようになっていくんだけど、よくこんなんで好きになるよなぁ、というのがわたしの感想なんだけど、だからこそ、レイラが超聖母に感じました。

■子が親を想う
両親にとらわれているビリー。改めて、子供にとって親というのは、自分を認めてもらいたい存在。どんな毒親であろうと、そう思ってしまうのが子供なのかなぁ。
意を決してスコットを殺そうとしにいくときに、何があってもどうせ相変わらずな両親を想像して呪縛からハッと逃れられたのは、レイラが自分を待ってくれているからかな。

■ラストシーン
最高!
ほっこりした幸福感に包まれました。よかったなビリー!まじで大切にしろよ!!


 

「ビューティフル・マインド」途中までスパイ映画だと思ってた…!

まったくあらすじやらなんやらを知らずに見ました。知っていたのはラッセルクロウが主人公であるということと、天才数学者が主人公であるということ。




謎のハットを被った男、パーチャーにスカウトされるような形で極秘任務に入れられて、腕にチップ入れられたとき、私の胸は高鳴った。


お!これもしかしてスパイ映画?!天才数学者だから利用されちゃう感じ?!大丈夫かなぁ〜〜〜〜わくわく!


大学でアリシアと出会っい結婚してもハイプレッシャーな任務は続き……

ついに敵ロシアからの追跡!カーチェイス!
カーチェイス!大好物!カーチェイスッ!!
ここのシーンが大好き!!音楽もたまらないです!
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ここのシーンと、この音楽が、国防というミッションに飲み込まれた彼の人生の悲しみを感じさせるなぁ〜〜とか思ってたら…
これからの任務と私生活はどうなっちゃうのかな〜〜とか思ってたら…


違った…。



すべて妄想…



統合失調症の話なのかい!!シャッターアイランド系かい!!


割とギリギリまで、いや妄想ではない!周りが騙しているのだ!と主人公側にどっぷり感情移入しちゃって、アリシアに妄想なのよ!!って言われて私もハッッなんだと!とショックを受けてしまった。
 

そうと気づけばあのカーチェイスの音楽も、そーゆーことかぁぁぁ納得の切なさである。。。



物語はジョンナッシュの功績が讃えられ、ノーベル賞受賞という輝かしい形で終わるので、闘病の辛さ、家族の苦悩が報われたようで、安心することができるけど、世の中にはそんな大きな功績を残すわけではなく闘病している人の方がうんと多くて。。
映画を見終わった後に、この病気について調べて、恥ずかしながら今更知ったことも多かったです。


何ができるわけじゃないけど、理解してもらうことは、当事者にとって少しは救いになると思うから、こうゆう映画が多くの人にその機会を与えることは価値あることだね。